高級レストランでのディナー。分厚いワインリストを渡されて、文字の羅列に冷や汗をかいた経験はありませんか? 「よく分からないけれど、一番安いのは恥ずかしいから下から2番目を指差す」——そんな頼み方は今日で卒業しましょう。ソムリエはワインを売りつける敵ではなく、あなたの食事を最高のものにするための心強い味方です。スマートに注文をこなすための「3ステップ」を伝授します。
Step 1: まずは「予算」を賢く伝える
ソムリエに予算を直接言葉で伝えるのは気が引けるかもしれません。そんな時は、リストの中の自分の予算に合うワインの値段を指差して、「だいたいこれくらいのクラスで考えているんですが」と伝えましょう。プロのソムリエであれば、その指差した金額を見て、あなたの上限予算を正確に察知してくれます。
Step 2: 「好み」を擬音やイメージで伝える
ブドウの品種や産地を知らなくても全く問題ありません。 「渋くて重いのが好き」「水みたいにスルスル飲めるのがいい」「フルーティーで香りが甘いもの」といった感覚的な表現で十分です。もし分からない場合は、「今日注文したお肉料理に一番合うものをお願いします」と丸投げするのも、実はとてもスマートな頼み方です。
Step 3: ホストテイスティングの正解を知る
ワインが運ばれてくると、グラスに少しだけ注がれ「テイスティングをお願いします」と言われます。 ここで焦って「美味しいです」と味の感想を言う必要はありません。この儀式は「ワインが劣化(コルク臭などの欠陥)していないか」「注文したボトルと間違いないか」を確認するためのものです。 グラスを回して軽く香りを嗅ぎ、一口だけ含んで異常がなければ、「大丈夫です、お願いします」とニッコリ笑って頷くだけで完璧です。
いかがでしょうか。この3つの手順を知っているだけで、レストランでの振る舞いは劇的に洗練されます。プロの力を上手に借りて、堂々とワインディナーを楽しんでください。