前菜の定番である「スモークサーモン」。これに合わせる白ワインの王道といえば、フランス・ブルゴーニュ地方の「シャブリ」です。この古典的ともいえるマリアージュがなぜ今なお愛され続けているのか、その理由を紹介します。
古代の海の記憶が育むミネラル感
シャブリ地区の土壌は「キンメリジャン」と呼ばれる、太古の牡蠣や貝殻の化石が堆積した特殊な粘土質土壌です。ここから育つシャルドネで造られるシャブリには、他のワインにはないハッキリとした「海のミネラル香(塩気のような風味)」が宿ります。これが、海の恵みである魚介類と抜群の相性を示す最大の理由です。
サーモンの脂っぽさを引き締める酸味
サーモンの持つ豊かな脂とスモーキーな香りに対して、シャブリの持つ「キリッとした引き締まった酸味」が輪郭を与え、しつこさを感じさせずに旨味だけをきれいに引き立てます。
スモークサーモンを並べたオードブルを準備したら、ぜひ冷蔵庫でキリッと冷やしたシャブリを用意して、エレガントなマリアージュを楽しんでください。

